【歩き方・座り方・立ち方・寝方】骨盤が歪む原因

骨盤は様々な原因で歪むことがあります。骨盤矯正はそれを正常に治すことなのですが、骨盤が歪まないためにも、歪む原因を知ることは大切です。

骨盤が歪めば様々な影響が出てきます。骨盤周りである腰痛や椎間板ヘルニアや背骨が歪み猫背になることから慢性的な肩こりや頭痛。

それだけではありません。血行不良になり冷え性にもなりえますし、生理痛生理不順だって考えられます。

さらに内臓圧迫により免疫力の低下で様々な病気を発生させる要素を増やします

ホルモンの代謝機能低下により老化促進、性欲減退などまで実に様々な影響が出てくる可能性があるのが骨盤の歪みなのです。

そうならない為にも骨盤が歪む原因を知っておき、そうならない生活を心がける必要があります。

歩き方による骨盤の歪み

人それぞれ歩き方は異なります。足音で誰かが分かるぐらいですから歩き方に特徴が出てくることはみなさんそれとなく感じることが出来ると思います。

しかし、この歩き方は骨盤に多大に影響を及ぼしますので気を付けなければならない人がいるのです。

特にガツガツ、ドタドタと足音を立てて歩く人をたまに見かけますが、骨盤を歪める原因になります。

足音を立てるという事はそれだけ荷重がかかっているという事も言えますし、何より振動も激しくなり骨盤に負担をかけることになるのです。

また、同様に内股歩きやガニ股歩きの人も歪める可能性が高いと言えます。

まあ、その様な歩き方をしている人は見た目からしてみっともないとみられる事が多いので一理もないので気を付けてもらいたいと思います。

そして、ここが特にみなさん気を付けてほしいのですが、靴選びです。合わない靴を選んでしまうと当然、歩きづらくなります。

それは足に負担をかけているという事なのでそれを調整、バランスを保とうとするため骨盤の歪みにつながってしまうのです。

美しい歩き方とされるモデル歩きも実は美しくない歩き方なのです。まあ、どう考えても不自然な歩き方であることはパッと見わかるともいますが、確実に腰に負担を感じる歩き方だと思います。

歩き方一つで、骨盤にも影響しますので骨盤に負担をかけない正しい歩き方をすることは重要項目なので、負担をかけない歩き方を無意識にできるまで意識的に改善してくことをしなければなりません。

座り方による骨盤の歪み

あなたは一日のうち、どれだけの時間座った状態でいるでしょうか?職業によっても差があるかとおもいますが、かなりの時間、座った状態をしていると思います。

この座る動作は骨盤にかなり負担をかけています。そして座り方次第ではかなりの重負担を強いることになりますので気を付けないといけないことがあります。

正しい姿勢で座らなければ骨盤が歪む一方なので正しくない座り方をしているのならすぐにでも改善するべきです。

例えば、足を組んで座っている人を良く見かけます。これは片側に重心が移るためにバランスよく骨盤に負担をかけていない状態です。

要するに骨盤の一部分だけに強い負担をかけている状態なのです。


骨盤を歪ませないためには骨盤への負担、重心を前後対照、左右対称を心がけなければなりません。

そのためには背筋を伸ばし椅子に深く腰掛け顔は正面を向くのが正しい座り方です。当然、足を組んではいけません。

15cm程度、軽く膝を広げお尻をリラックスすることを心がけてください。そのためには椅子の高さというのも重要になってきます。

逆に骨盤に負担をかける横座りやあぐら、体操座り、女性によく見られるぺちゃんこ座りなどは避けるのが賢明です。

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立ち方による骨盤の歪み

立ち仕事の人はもちろん、主婦の作業も立ち仕事は多いと思います。習慣づいた立ち方によっては歪みが発生するので気を付けなければなりません。

気持ちとしては左右対称、重心は真ん中を心がけ、足の裏でしっかりと体全体を支え重力に逆らって上に押し上げるイメージがベストです。

今、何も意識しないで立ってみてください。内股になっていませんか?逆にがに股になってませんか?また、小学校で習った休めの姿勢になっていませんか?これらは骨盤を歪ませる原因になりかねない立ち方なのです。

意外に思われたかもしれませんが、休めの姿勢は片方に重心があるため骨盤にとって好ましくない立ち方なと言う事を忘れないでください。

またモデルのような足をきれいに見せる立ち方も同様に良くありませんのでご注意を・・・



そして足を交差するなどもってのほかで立ち方一つとっても骨盤の歪みにつながりますので慣れるまでは意識的に立つようにしておいてください。

寝方による骨盤の歪み

睡眠は横になって行うため、比較的骨盤に負担をかけない姿勢ではありますが、寝方や寝具が間違っていれば骨盤に負担をかけてしまいます。

体を休めるための睡眠時に骨に負担を強いていれば骨は休む暇がありません。何時間も負担をかけ続ければ当然、歪みの原因になってくるのです。

正しい寝方というものがあるのです。そのためにはまず、寝具選びを間違ってはなりません。みなさんも聞いたことがあるとおもいますが、ふかふかのベットは腰によくありません。

当然骨盤を歪ませる原因にもなります。それでは硬ければ良いのかと言えばそうでもありません

体を休ませるための睡眠が硬い場所だと筋肉は緊張しっぱなしです。当然こちらも骨盤を歪ませる原因になります。

負担をかける寝具はベットだけに限りません。高すぎる枕も同様です。枕の大きさも首まで来るような大きなものは避けましょう。

また人間には寝返りという無意識での骨盤補正を行う動作がありますが、それが十分にできる広さでなければ機能しません。

ベットの柔らかさも、この寝返りを無理なく行うためにも重要になってくるのです。

さらに、あなた自身の寝る姿勢も重要です。うつ伏せの状態で寝たり、横を向いて寝ている状態は骨盤に負担をかけます。

熟睡でなくても、横になった姿勢で本を読むことや、ソファーなどで横になることも同じですので意識して骨盤に負担をかけないようにしましょう。

出産による骨盤の歪み

女性限定の話ですが、骨盤は出産のときに最も大きく開きます。赤ちゃんの成長とともにゆっくりと骨盤が開いてくるのですが、赤ちゃんが通る場所でもあるのでかなり開くことは何となくは分かって頂けると思います。

この開いた骨盤は出産後に徐々にしまって元に戻ろうとします。戻るスピードは開く速さよりも格段に早く、出産後10日ぐらいで急速に元に戻ろうとするそうです。

しかし、この期間は骨盤が通常では考えられないほど動く時期でもあるので普段以上に気を配らなければならないのです。

その期間に間違った座り方や眠り方などをして骨盤を歪ませる原因を作れば短期間で骨盤を歪ませる結果になるのです。

つまり骨盤が元に戻らないばかりか、歪んで骨盤が閉じてしまう事に直結するのです。どれだけこの期間に気を付けなければならないのかは十分理解しておく必要があるのです。

しかし、逆に言えば今まで骨盤が歪んでしまっていた人には骨盤矯正の最大のチャンスとも言えるのです。

妊娠、出産期間は骨盤がかなり動くためにこの時期に正しい骨盤矯正をすれば治りやすくなるのです。

また、骨盤を正しくすれば安産にもつながるので努力して確実に損は無いのです。女性の方はこの期間を大切にして骨盤矯正に励んでみてください。

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運動不足による骨盤の歪み

人間は骨だけで体を支えている訳ではありません。重要な骨盤であることは間違いありませんが、何も骨盤だけが体を支えている訳ではないのです。

ほかの部分の骨はもちろん、筋肉によっても支えらている部分も大きいので筋力が衰えてくれば当然、歪みやすくなってしまうのです。

特に骨盤に直接的にかかわってくる骨盤回りの背筋や腹筋の衰えは骨盤の歪みに直結します。

もちろん骨盤だけが人にとって大切な部部な訳ではありませんのでそこだけは鍛えなければならない訳ではありませんが、骨盤の事だけを考えれば背筋や腹筋は鍛えておく必要があります

運動不足により筋肉の衰えが進行していくので、適度な運動は骨盤を正常に保つためにも必要になってきます。

また、逆に激しい運動も骨盤にとって大きな負担になり骨盤を歪める原因になるので注意が必要です。

特にスポーツは必ずしも左右対称の動きが必要になってくるとは限りません。利き腕、利き足など様々な形で片方だけに過剰な負担を強いられるスポーツをしている人は特に注意が必要です。

骨盤にとっては運動をすれば良いという訳ではないので難しい問題でもありますが、骨盤が歪めばプレイヤーとしても支障が出てくる可能性があるので気を付けてください。

老化による骨盤の歪み

残念なことにどれだけ気を付けても老化すれば骨盤は歪みを生じてきます。当然、骨も筋肉も老化により衰えてくるものなので仕方ありません。

しかし、この老化現象はあなたの生活スタイルや食生活、ケアなどで大幅に遅らせることは可能な項目なのです。老化の進行スピードはあなた自身にかかっているのです。

もちろん、老化現象を抑えるのは骨盤だけのためではありません。時系列では確実に進行していく様々な老化を遅らせる方法はいくらでもありますし、あなたの気を付け方次第で大きく差が開きます。

逆に放っておけば確実に老化現象は当然、進行していくという事になります。

これを放っておかないようにするためには、毎日気を付けていかなければならないのです。日々、老化に向かって進んでいるのですからこれは当然の事なのです。

あなたの気を付け方で老化の進み具合は変わってくるという事は、どれだけあなたが老化を遅らせることが出来るかにすべてかかってきます。

無駄に老化を促進させないためにも常に骨盤はもちろん、体全体の老化現象に気を配りましょう!

 

 

 

 

 

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