決して脅すわけではありませんが、骨盤に歪みがあると体の様々なところへ影響があります。
もちろん、健康面にも多大なる影響を及ぼし様々な病気、症状を発生させる可能性が高まります。
また、美容面でも女性が嫌う症状があらわれてきます。当然骨盤は骨の基盤といっても過言ではない場所なので、その影響は骨盤周りだけに留まりません。
こんなところにも影響してくるの?と思わず疑ってしまうような場所まで影響してくるのです。ですからあなたのコンプレックスの原因が骨盤の歪みである可能性があるという事なのです。
しかし、逆に言えば骨盤を強制すれば、それらのコンプレックスが綺麗に消える可能性があるという事です。
まずは見た目でわかる女性にとって深刻な悩みになるであろう外見、美容という面からその症状を紹介していきたいと思います。
骨盤が歪むとお尻が下がる
女性で多くの人が悩むヒップライン。だらんと垂れ下がったお尻にため息をついたことはありませんか?年齢とともに大きくなっていくお尻ですが、年齢のせいだとは限りません。
その原因が骨盤の歪みからきている可能性もあるのです。ですから、骨盤を強制すればキュッと上を向いたヒップラインにすることができるかもしれません。
骨盤が開いているせいでだらんと垂れ下がったお尻になっている人には朗報です。
お尻が下がってしまっている人は特に第一腰椎に歪みが発生している人が多くそこを改善するだけであなたの理想のヒップラインにすることが出来るかもしれません。
お尻が気になる人は是非、骨盤矯正で理想のヒップラインを取り戻そう!
おなかがポッコリしている
おなかポッコリの状態が気になっている人は骨盤が歪んでいる可能性があります。どういう事かというと、人間の体は良くできていて常に正常に戻そうという力が働いています。
骨盤が歪むことにより背骨が曲がってくると背中側の筋肉が緊張を起こします。緊張することにより、曲がった骨を補おうとしているのです。
その緊張のバランスを保つために逆にお腹側が緊張を緩めます。
その緩みからお腹がポッコリしてくるのです。つまり、あなたのお腹は骨盤からくるものの可能性があるのです。
骨盤矯正をすることにより、お腹が自然と元に戻るかもしれないという事なのです。お腹がぽっこりしてきたなと思ったら一度、骨盤を疑ってみてください。
骨盤のゆがみが腰痛の原因に
骨盤のゆがみが腰痛の原因になるということは、多くの人が知っているのではないでしょうか。
整形外科の医師によっても、腰痛を起こして治療に来る人のほとんどに、骨盤のゆがみがあると言われているほどです。
骨盤がゆがむことで、左右どちらかにとても無理な状態を起こしてしまいます。
もともと人間のような二足歩行の場合、立ったり歩いたりということに本来無理があるため、腰は痛みやすいと言われています。その要因の一つに骨盤のゆがみがあるということのようです。
そして腰と骨盤は一体と考えていいのではないでしょうか。
腰痛になる場合、急激な骨盤のゆがみと、慢性的な小さなゆがみが大きなゆがみになる場合もあります。
特に慢性的な腰痛は骨盤が徐々にゆがんでいると考えられます。毎日の姿勢不良なども大きく影響しています。
また運動不足による筋力の低下でも腰痛は起きるのです。いろいろな要因と骨盤のゆがみから、腰痛に発展するということがあります。
しかし腰痛がなくても骨盤のゆがみがある人もたくさんいます。すべての人がすぐに腰痛につながるとは限らず、要因が重なったときに腰痛になることもあるのです。
骨盤のゆがみからくる腰痛といっても自覚症状は多種多様ですが、多くの人が感じる自覚症状を挙げてみましょう。
まず朝起きてときに腰痛が強く、昼になる頃には楽になる。片方だけ坐骨神経痛のような痺れを感じることがある。
片方の足が上がりにくいなどの症状があったら骨盤のゆがみが考えられます。
またアキレス腱のこわばりや、ふくらはぎが張って歩きにくい、お尻から腿の裏側が何となく硬く引っ張られる感じがしたりと、歩く時に感じる症状もあります。
肩こりも腰痛もひどい、頭痛、便秘などもあるなどの場合も疑ってみてチェックしてみた方がいいでしょう。
このように自覚症状がある場合は特に可能性が高いので、まずチェックをして自分でも直せるエクササイズなどを行っていきましょう。
実際の骨盤が大きくズレていると、目視しても足の長さが違って見えるようになります。ひどいときには歩いている姿も、片方に傾いて歩くようになります。
通常そこまでズレが大きくなくても、寝たりすると足の長さが違ったりしていることが分ります。
骨盤の歪みと腰痛の関係
骨盤の歪みと腰痛の関係はとても密接で、歪むことから腰痛になることも多いようです。
また腰痛で病院に通院している人のほとんどが、骨盤に歪みを持っているとも言われています。
まず腰痛でも急性のものと慢性のものがあります。また慢性の腰痛だったのに、ある時突然強い痛みが起こることもあります。
ぎっくり腰などは急性ですが、実はもともと骨盤の歪みとしてその素地があったという場合がほとんどなのです。
ほとんどの腰痛は毎日の生活習慣が要因になっているとも言われています。
姿勢の悪さなどは本人にとって、気づきにくいことがほとんどですが、運動不足、極度の疲れ、心因性ストレス、筋力の衰えなどが要因にあり、その背景には骨盤の歪みが考えられるのです。
中腰で仕事をしたり寝る姿勢が悪かったりなど、無理な姿勢によって腰が痛くなることもあります。
このような姿勢も、骨盤の歪みを生じる関節に負担がきてしまいます。どの関節も、その関節を支える筋肉がしっかりしていると関節を守ってくれます。
そういう意味では腰周辺の筋肉も付けていくようにしましょう。でも慢性的な腰痛がある場合、筋肉を付けるべきだといって急に激しい運動をしても逆効果になります。
背筋も鍛えることで腰を守ってくれますが、急に背筋を鍛えるトレーニングをしたら逆に腰痛になってしまいます。
筋肉を付けるまでに運動によって痛めてしまわないようにしましょう。運動はあくまでも徐々に無理のないように行うことが大切です。
また骨盤が歪んでいると、その周辺の血行も悪くなってしまいます。そのため冷え性の原因にもなります。
体をできるだけ冷やさないようにすることも、腰痛予防にもなります。特に腰周辺は温かくするようにしましょう。
しかし椎間板ヘルニアや圧迫骨折、結石や大動脈瘤などのように内臓疾患などからきている場合は、単に骨盤の歪みだけが腰痛の原因となっているとは言えません。
その場合は原因の疾患を改善しなければ腰痛がなかなか改善、予防はできません。
骨盤のゆがみとその症状
骨盤のゆがみによる症状も知っておくといいのではないでしょうか。もちろん個人差があり、人によっては内臓の働きまで影響がある場合もあるほどです。
まず一番多いと言われる影響が肩こりや腰痛です。体が傾くことで、この辺への影響は出やすいところと言えます。
また神経痛や関節痛なども起こりやすくなります。特に坐骨神経痛への影響が大きいようですが、坐骨神経は体の中でも一番太く長い神経なのです。
腰から始まり骨盤の中を通って太ももの裏、ふくらはぎ、足の先まで続く神経なので、この神経への影響が起こりやすくなります。
挫折神経痛が通っている部分が痺れたり、麻痺することも起こってきます。
次に頭痛やめまいというのも大きな症状と言えそうです。骨盤と頭痛というと、とても距離がある部分なのになぜと思われがちです。
しかし体は神経ですべてつながっているので、どの部位でも関係がでてしまいます。
頭痛の場合、生活習慣や姿勢やストレスなどいろいろな理由がありますが、骨盤のゆがみが原因となっている場合は緊張型頭痛と言われています。
この場合、肩こりや首こりや眼精疲労も同時に起こることも多いようです。
また生理痛や生理不順もよく言われる症状の一つですが、一般的には冷えやストレス、子宮筋腫、子宮内膜症などの要因があると言われています。
しかし骨盤のゆがみからも、この症状が出やすくなります。子宮や卵巣は骨盤に守られた状態にあります。
骨盤のゆがみは血流を妨げられるので、生理痛が起こりやすくなったりするのです。特にお産をした後、骨盤がゆがみ生理痛がひどくなる場合もあります。
この状態は不妊にもつながってしまうので、妊娠を希望している女性は骨盤チェックをしてみましょう。
もう一つ睡眠障害も起こる可能性があります。骨盤が歪んでいると自然に骨盤の開閉ができなくなります。骨盤は力を抜いて開いているときに副交感神経が働きます。
また閉じているときには交感神経が優位になっているという自然の調整が大切ですが、それができないと不眠の原因にもなってしまうのです。
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