骨盤矯正と言えばストレッチで矯正する方法がまず浮かびます。体操などにより骨盤を矯正することができるのです。
ストレッチの効果は骨盤を直接動かすという目的もありますが、骨盤と切っても切れない関係の筋肉の緊張をリラックスさせる目的もあります。
さらには血行促進など様々な間接的な要素も骨盤を矯正させる手助けができるのです。
しかも、このストレッチによる骨盤矯正の方法は実にたくさんあり、それだけで本2,3冊は簡単に作れるほど紹介されています。
そんなストレッチの方法をたくさんある中のごく一部ではありますが、できるだけ多く紹介していきたいと思います。
必要なのはあなたの体一つなので是非、めんどくさがらず試してもらいたいと思います。
目次
骨盤矯正と腰痛改善のストレッチ
骨盤が歪んでいることで、下半身太り、O脚などの他にも腰痛を起こす原因にもなってしまいます。
そこで骨盤矯正が必要な人は、腰痛改善も同時に行うようにしたいものです。
いくつかの骨盤矯正と腰痛改善ストレッチをご紹介したいと思いますが、ここでは大腰筋のストレッチをご紹介しましょう。
大腰筋は腿の内側から骨盤を横断してつながっており、大腰筋をゆるめると腰痛が改善されるという関係があるのです。
最初はカカトを伸ばし、足をねじることで大腰筋を緩めるというものです。まず上向きになって寝てみましょう。
片方の足ごとに行いますが、まず足首を思い切り90度に曲げましょう。その状態で股関節から内側にひねるイメージで行い、ひねったら10秒キープしてゆっくり戻します。
もどしたら足首も力を抜きましょう。やりずらかったら座布団を2つ折りにし、足首からふくらはぎの下に置くと楽にできます。
また足首を90度に曲げると足がつる場合もあり、そんなときには足首を曲げずに行い、慣れてきたら曲げるようにしましょう。左右の足を交代に3分間程度行います。
次にやはりそのまま上向きに寝た状態で、片方ずつ足首を思い切り立てて、カカトを突き出すようにします。ここで5秒キープして力をスッと抜きましょう。
これを左右交互に10回程度行います。カカトを突き出しているときに骨盤が動くのを感じることができます。このとき足首はできるだけ曲げるようにしましょう。
次は前屈ストレッチです。まず立ったまま足をクロスします。クロスしにくい方から始めましょう。
前になった足のつま先は外向きに、後ろの足のつま先は正面向きになります。膝を軽く曲げてそのまま無理のないところまで前屈をします。
次に反対の足をクロスして同じ前屈をしていきます。これをゆっくりと左右合計10回程度してみましょう。
どれもそれほど体に負担がかかるストレッチではありません。腰痛がある場合、無理はしないようにしなければなりません。
負担が少なく効果のある、これらのストレッチを毎日してみましょう。これなら寝る前にもできるはずです。
骨盤矯正のストレッチは産後だけではない
女性はお産をすると骨盤が開いたり、歪んだりするということから、産後には是非骨盤矯正のストレッチをおすすめします。
でも実は産後の問題だけでなく、妊娠する前の段階で不妊の原因に骨盤の歪みがあるともいわれているのです。
骨盤の歪みによってまず血行不良が起こります。それによって代謝が著しく落ちることから、内臓の機能低下にもつながります。もちろんこのような代謝不良も間接的に不妊の要因になります。
特に2人目の妊娠は1人目の産後に骨盤が開いたままだったりすると、なかなかできにくいということもあります。そのときはまず不妊治療をする前に骨盤矯正もしっかり行うようにしましょう。
とはいっても整体での矯正は結構料金がかかってしまいます。これから妊娠して出産などにも大きな出費があるので、できるだけ自分で改善するようにしましょう。
そのためには、短期間で改善させるというより毎日行うことが大切です。そして毎日の生活の中でも、骨盤が歪むような癖があれば、それを改善していく必要があります。
他にも骨盤矯正ベルトやコルセット、骨盤矯正椅子などの器具を使った方法もあります。ストレッチや毎日の癖の改善など、どれも並行して行うことが大切ではないでしょうか。
しかし不妊にはその人それぞれの理由があります。骨盤の歪みによって不妊になるというより、骨盤の歪みも要因の一つになると考えるべきかも知れません。
ただ骨盤の歪みは下半身の冷えも引き起こします。下半身の冷えは生理の不順にも影響があるので不妊の原因として注意が必要です。
いくら温かいものを食べても、温かい服装をしても、血液の流れが悪くなると体の中から冷えてしまいます。この状態によって妊娠がしにくくなっている女性は結構いるのではないでしょうか。
出産後の骨盤矯正は次の妊娠のためにも、また今後の健康と美容のためにもとても重要だと言えそうです。産後は高い整体料を払わず、毎日の生活の中で骨盤矯正を行うようにしましょう。
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寝ながら簡単・骨盤矯正ストレッチ
骨盤は多くの人が歪んでいると言われています。正しい座り方や正しい歩き方など、意外とできないものです。
つい足を組む癖があったり、歩き方に癖があったり、わたしたちの生活の中にも骨盤を歪めてしまうこと原因がたくさん潜んでいます。
そして毎日の生活の中で少しずつ歪んだ骨盤は、同じように毎日矯正をしていくことが大切になります。
そしてもう一つ、骨盤を歪ませてしまう癖も直していくようにしなければ、いつまでも改善はされません。しかし骨盤矯正ストレッチを毎日行うには簡単でなければ続かないのです。
特に寝ながらできるストレッチはとても気楽にできます。そんな寝たままできる骨盤矯正ストレッチをいくつかご紹介しましょう。寝ながらできるので、寝る前や起きたときに布団の上でも行えます。
まず仰向けに寝て膝を立てます。足の裏は床につけておき、膝もくっつけておきましょう。そのまま足をゆっくり片一方に倒していきます。
このとき肩を床から離さないようにするため、足はある程度のところまでしか倒れませんが、行けるところまででOKです。
倒しながらゆっくり口から息を吐くように意識しましょう。倒したところで5秒キープして戻します。これは両方向に2分程度行いましょう。
もう一つ同じように仰向けに寝て、膝を折って胸に抱え込みます。手で足を押さえながら体を丸く縮めます。そのまま左右にころんころんと揺れるようにしましょう。
転がる必要はありませんので、左右にころころと揺れるようにします。これも2~3分程度行います。
次はやはり仰向けになって、まず右の足首をしっかり曲げて膝も曲げます。左足は特に力を入れずに伸ばしたままにしましょう。
その状態のまま右足を左に倒していきます。3秒程度キープして戻し、逆の足も同じよう倒していき、両方で3分程度行うようにします。
このときにウエストからひねっているという実感があるはずです。肩は床から離さないようにするのがポイントです。
簡単・どこでもできる骨盤矯正ストレッチ法
骨盤矯正はいつでも簡単にできる方法がいいのではないでしょうか。あらためて「これからストレッチ開始!」なんていうのは、長続きしそうもありません。
わざわざストレッチのために時間をつくるのではなく、ちょっとした時間が空いたときにサッと簡単にできるからこそ続けられるのです。
例えば会社の休憩時間などでも気楽にできる方法がいいのではないでしょうか。そんなどこでもできる簡単な骨盤矯正ストレッチをご紹介しましょう。
まずお風呂上がりに行なうと、体が柔らかくなっているのでおすすめのです。まず上向きに寝て膝を曲げていきます。
膝は立てずに床に付けておき、そのまま床を擦るように膝を曲げて手でつま先を掴むようにします。体が固く掴めなければ曲がるところまででOKです。
もし上から見たとしたらWの形になっているイメージになります。硬い体も毎日行うことでだんだん柔らかくなっていくので無理はしないようにしましょう。
このポーズをすると膝の上の筋肉が痛いと感じるかも知れません。このポーズを10秒~20秒程度キープしてゆっくり戻します。1日1回で十分です。
次に同じように仰向けになり足の裏をくっつけるようにしましょう。つまり膝を両外側に曲げ、上から見るとひし形になるようなイメージです。
この状態も10秒~20秒キープします。これも1日1回でOKです。お風呂上がりだけでなく、いつでもこの2つのストレッチを行ってみましょう。
ついでに今度はバスタオルをまるめたものや、二つ折りの座布団を膝で挟み、屈伸をして骨盤底筋のトレーニングをしましょう。
ただしこの屈伸は1回に5秒程度かけて行うゆっくり屈伸なので、しっかり筋肉を使うスクワットの効果もあり、これを30回程度できれば理想的です。
これから骨盤が歪まないようにしっかり筋肉を付けることができます。そのためこのトレーニングは骨盤歪み予防とも言えそうです。
他に会社の休憩時間に和室があれば、寝たまま膝を立てて左右に倒すという簡単な骨盤矯正ストレッチを行いましょう。両肩を床から離さないで倒れるとこまで倒すようにするのがポイントです。
骨盤矯正にはタオルでストレッチ
骨盤矯正のグッズもいろいろありますが、自分でできる骨盤矯正の1つにストレッチがあります。その中でもタオルを利用したストレッチも簡単にできるのでおすすめです。
骨盤矯正グッズを購入することもなく、自宅にあるバスタオルが2枚あればできてしまいます。
毎日簡単なストレッチを寝る前に行うだけで、骨盤矯正ができると言われている方法をご紹介しましょう。
まず必要なものはバスタオル2枚とひもになります。バスタオルを2枚重ねてから半分に折って、それを今度はクルクルと巻き、紐でしっかりぐるぐると巻き付けます。
(バスタオルを半分に折るのは長さの方を半分に折ります)
ストレッチにつかうタオルはこれで完成しました。あとはこれを使ってストレッチをするだけです。
まず仰向けに寝て、腰の下に今作ったストレッチタオルを入れます。両方の手は頭の上にまっすぐ上げて小指と小指を付けるようにしましょう。
どうしても付かない場合は、できるだけ近づけるようにします。毎日行うことで体が柔らかくなりくっつくようになるので無理は禁物です。
次に脚は真っすぐ伸ばした状態で脚の親指同士を付けるようにします。つまり八の字になるようにしましょう。
手と足の状態を保ったまま1分静かに呼吸をし、1分たったら一度力を緩めまた同じことを繰り返します。
大体寝る前に5回は行ってみましょう。慣れてきたら1分のキープをもう少し多めにしていくとより効果が高まると言われています。
またこのタオルは椅子に座っているときにも、椅子の背もたれと背中の間に挟み、落ちないように背中で押させることで、とても良い姿勢になり骨盤矯正のための正しい姿勢で座ることができます。
肩こりや腰痛にも効果があり、毎日寝る前の5分間なら続けやすく効果も確実です。
このように自分でできるものを使って行えば、0円で簡単に骨盤矯正ができてしまいます。お金をかけずに確実に骨盤矯正をしたいと思っている人にはおすすめの方法ではないでしょうか。
骨盤矯正にストレッチチェアはどうなの?
骨盤矯正のためにはいろいろなグッズが出回っています。その中にストレッチチェアも人気があります。
骨盤矯正のストレッチチェアの中でも、椅子の上に乗せて使う骨盤矯正クッションに近いタイプのものや、椅子自体が骨盤をしっかり矯正するようにできているものなど、いろいろなタイプがあります。
どれも骨盤矯正の効果は高く、毎日使用すると骨盤矯正にとても良い結果が出そうなものがたくさん販売されています。
ただしここで考えるべきことは、今実際に骨盤が歪んでいる場合、その歪みが軽度ならストレッチチェアでストレッチを行うだけでもすぐに改善されます。
しかし中度、重度の歪みになると、すぐに骨盤矯正はなかなか難しくなります。やはりストレッチチェアを使ったストレッチだけでなく、骨盤矯正ストレッチを並行して行うことがおすすめです。
もちろんストレッチチェアを使ったストレッチも並行して行うことで効果も早く出るでしょう。
とにかくストレッチチェアはストレッチを行うときの道具になり、普段は矯正チェアになるところが最大の魅力的です。
さて骨盤矯正ストレッチチェアの価格についても考えてみましょう。ストレッチチェアが1台家にあると、確かに骨盤矯正や歪み予防になるのでおすすめです。
しかし、いろいろな種類があり価格も大きく違ってきます。大体1万円程度から2万円が最多となっています。
ストレッチチェアで外見は同じようなものでも、骨盤矯正ストレッチの道具としてしっかり計算されて作られているものと、骨盤矯正チェアとしての役割を重視して作られているものがあります。
しっかり矯正をするなら、ストレッチチェアもしっかり矯正ストレッチの道具として作られたものを使いましょう。
そしてそれだけでなく道具を使わないストレッチもしっかり行うことも大切です。
また骨盤歪み予防を中心に行う目的ならストレッチのための道具より、座っている状態で骨盤の歪み予防効果の高いストレッチチェアを選択するといいでしょう。
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骨盤矯正にはストレッチポールで
最近は骨盤の歪みを矯正することが、体中の健康や美容にも効果があると言われています。
しかし現実には骨盤が歪んだために美容や健康を損なっているからこそ、歪みを矯正することでそれらが元の状態に戻ると言った方が正しいかもしれません。
そんな骨盤の歪みは二足歩行の人間にとって、注意しなければ誰でも起こることなのです。そこで骨盤矯正のためのグッズもいろいろ出回るようになってきました。
さて、そんな中でもとても効果が高いと言われているのが、ストレッチポールです。ストレッチポールは直径が15センチ、長さ98センチ、重さ700グラムというサイズが一般的です。
柔らかいストレッチポールを利用して骨盤矯正ストレッチを行うことができます。
まずこのポールにお尻と頭をしっかり乗せるように、背骨の下に敷いて仰向けになりましょう。
バランスをとりながら上手にポールの上に乗ったら膝を少し開いて膝を立て、手は横に床の上に伸ばします。
これが基本形になりますが、ここから次は膝の力も腿の力も抜いて、だらーんとします。
立てていた膝の力を抜くので腿は両外側に開き、足の裏と足の裏が向き合うようなかたちになります。この状態を10秒キープします。
次は足を伸ばして力を抜き、カカトを床に付けておきます。その形のままつま先を開いたり閉じたりと繰り返しましょう。これを3分程度行います。
次に膝を立てて、両腕を天上の方に伸ばします。その状態で肩甲骨から腕をもっと上に引っ張られたイメージで、肩から上に伸ばしてはまた戻します。これを2分間続けましょう。
これらは基本的な方法ですが、まだまだこのストレッチポールを使った矯正法があるので、いろいろな方法を試してみましょう。自分に特に効くと感じるものも見つかるでしょう。
骨盤の歪みは事故などで一瞬のうちにできたものは少なく、ほとんどは毎日の生活の積み重ねの中で少しずつ歪んでいくものです。
だからこそ急に1発で歪みを取るのではなく、しっかり毎日矯正していくことが重要になります。
もちろん腕のいい整体などでは、一瞬のうちに矯正を行うこともあります。しかし、それでも今までと同じ生活を送っていれば、すぐにまた戻ってしまいます。
つまり歩き方、座りかた、立ち方などすべてにそれぞれの癖があり、それが少しずつ歪みを生んでしまうのです。
だからこそストレッチポールなどで楽しく骨盤矯正を毎日行うようにするといいのではないでしょうか。
骨盤矯正のストレッチ効果
骨盤のズレや骨盤のゆがみということについては、間違ったイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
骨盤のトラブルは事故などで大きく変形した場合以外、一般的な骨盤のズレやゆがみというのは実はとても少しのことなのです。
しかしそのほんの少しのズレやゆがみでも、体の要となっている部分のため、体全体が大きくゆがむ原因にも。
つまり骨盤矯正は思ったより大きな影響がありますが、ほんの少しのズレやゆがみなので毎日のストレッチなどによって思ったより簡単に改善ができるのです。
しかし逆にちょっと気を緩めると、すぐにまた戻ってしまうということになるのです。
そこで骨盤矯正は日常的に行うことがとても大切。特にズレやゆがみのある人は姿勢などにも癖があるかも知れません。そのため癖を治すことも重要です。
しかし続けるには続けやすいものでなければなりません。もともと骨盤にトラブルがあると、腰痛があったり体が硬くなりストレッチをしても辛い場合が多く、それだけでも続けられない原因となります。
そのため体が硬い人でも、楽に続けられるものがおすすめです。無理しなければならないようなストレッチが、骨盤矯正に効果があるのではありません。
冒頭にもお伝えしたように、実際には本当に小さなズレやゆがみなので、毎日続けることで必ず良い結果が見られるはず。ではここでも続けやすい骨盤矯正ストレッチをご紹介しましょう。
まず仰向けに寝て、手は自然に下に下ろしておきます。膝を立ててカカトと膝をピッタリ付けましょう。そのまま左右に倒すだけ。
倒したら10秒程度キープして戻し逆に倒すということを5往復。今度は少しリズミカルに10往復。ゆっくり+リズミカルを3往復程度行いましょう。
そのとき両肩は床からできるだけ離さないようにします。ウエスト周辺のダイエットも期待できるストレッチです。
次にまた仰向けになって片足だけ立てます。立てた足を伸ばしながら反対側の床につま先を着けるようにしましょう。
できるだけ遠くの床面につま先を着けた状態で5秒キープ。ゆっくり戻して両方の足を5往復程度行います。
どちらも布団の上でできるので、寝る前に面倒なことなく行うことができるので続けることができるのではないでしょうか。
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